ちょい前に掲載された記事が面白かったのでご紹介。

“AKB48ジャナイ感”がいい? 世間がももいろクローバーZに「好感」をもつ理由もの凄くよいしょされてるわけじゃないけど、ももクロの特徴を良く表している記事ですね

ライブ後に記者会見が行われるってあまり記憶にないのだけど、
該当しそうなのは2年前じゃなくて、3年前のこれのことかな
初日からバカ全開!ももクロ夏のホールツアー開幕だZ-音楽ナタリーもはや西武ドームでのライブを控えたアイドルのマネージャーが、
手作りおにぎしを用意していたのですから、集まった記者にも印象的だったのでしょうね~。
なんとなく、ももクロのスタッフさんの仕事っぷりは
「お仕事」ではなく、
我々ファンのする
「推し事」に近いのではないかという気がしてしまいました。
しかしこの記事の中で私が注目したのがこちらの部分。
ももクロのマネジャーは、かつて同じ事務所である沢尻エリカを担当していた川上アキラだ。
「別に発言」で世間を騒がせていた沢尻の自宅に報道陣が張っていたとき、川上は彼らにチューペットを振舞ったこともあるという。
これを読んで
「あ~、川上さんの基本姿勢は昔から変わらないんだなぁ」と感じました。
「別に発言」の後の沢尻エリカは、連日連夜猛烈なバッシングを受けていた頃。
いわば自宅に張り付いていたマスコミ各社は、沢尻のコメントをとってネタにしようとする、
どちらかといえば悪意をもった敵といえる存在です。
そんな相手になぜ川上さんはチューペットを配ったのでしょう

これはあくまで私の想像ですけど、
例えば群がるマスコミを帰れ帰れと邪険に扱えば、余計に沢尻側の心象が悪くなる。
「マネージャーが横暴に振る舞った」などと、更に状況を悪化させるような事を書かれかねません。
なので少しでも心象をよくするために、あえてマスコミを丁寧に扱ったのでしょう。
ちなみにチューペットというのが実にチープで、今のももクロらしさにも通じるものがありますが、
もし高価なものを配ればマスコミに便宜を図ったと叩かれる可能性がありますし、
そこら辺も川上さんは計算して仕掛けたように思えます。
ではこの川上さんの策が功を奏して、マスコミのバッシングは和らいだでしょうか。
その後の騒動の経過から言って、答えはNOだと思います。
川上さんもその程度で印象が良くなる程、マスコミは甘くないと思っていたでしょう。
それでも、何かをしなければ気がすまなかった。
自分のタレントを守るため、たとえ無駄でも、悪あがきでも、
どんな安っぽい策でも良いから、出来る限りの手を尽くしたかったのではないか。
この記事から私は、そんなことを勝手に妄想してしまったのでした。
川上さんのももクロに対する育成方針は、
沢尻エリカを育てた時の草の根的プロモーションをベースに、
失敗した部分を反省、修正し、彼女達に当てはめたものだと私は思っています。
だから
「手作り感あふれる対応」や
「タレントの為に最後まで悪あがきする」といった基本姿勢は、
今でも変わらずに続けているのだなと感じました。
適当にやっていそうで実は、彼の仕事ぶりにはしっかりとした芯が通っている。
だからこそももクロを、トップアイドルにまで育て上げることが出来たのでしょう

そういえば先ほど
LoGirLの放送を見ていたら、
3Bjrの子に接する川上さんが、ももクロの時と違い随分と丸くなってるな~と感じました。
チーフマネージャーが古屋さんだからなのかもしれないけれど、
実際3Bjrの子は川上さんを「怖い」といった見方をしてなさそうでした。
もしかしたら、ももクロの育成を通じて得た経験を活かし、
3Bjrの育成に関してはスタンスを変えてきているのかもしれませんね。
今後、彼女達がどんなアイドルに成長していくかも楽しみです
