いよいよこのプレイ日記も最終章。

久しぶりのメダロットだったけど,すごく楽しめた。

今回のロボトルではこれまでのバトルと違って任意のパーツで防御できたり,任意の敵を狙えたりして戦略の幅が広く感じた。

物語も主人公の成長という王道ストーリー。

メダロットが人間の感情や心を学んでいく。

人も自分の葛藤と向き合って成長していく。

そういうシナリオも魅力的だった。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
メダロット8 クワガタver.プレイ日記
※システム等ネタバレ・ストーリーネタバレあり

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★★★★★★★★★★


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※ここからストーリー・攻略のネタバレあります。


今回の第9章では世界を滅ぼそうとするラスボスを倒し,ラスボスの呪いをかけられた人々を助ける。

そのためにラスボス主催のメダロット大会でラスボスを撃破する。

実にシンプルだ。

メダロット大会は主人公一人でも戦えるけど,仲間との共闘もできる。

ここまできたらやっぱり仲間と共闘したいじゃないですか。

いや,正直一人で戦った方がよっぽど楽なんですけどね。



第一回戦の相手は前回大会の優勝者と準優勝者のペア。

敵は射撃攻撃を主体にしたスタンダードな戦闘タイプ。

こっちに射撃反射や射撃トラップがあれば楽勝な相手だ。

そうでなくてもガンガン力押しで勝てる。



第二回戦の相手はセレクト隊チーム。

射撃や格闘,支援系と様々なパーツが揃ったバランスのいいパーティ。

これは一回戦ほど楽にはいかない。

かと思いきや。

敵のメダロットの装甲の数値が高くないので隙をみてがむしゃら攻撃を使えば圧倒的有利になった。

楽勝で勝ち進む気分はディオ。

ディオ
画像の出典:荒木飛呂彦 「ジョジョの奇妙な冒険 第1部ファントムブラッド」 集英社



準決勝の相手はローレル先生。

今度は射撃型のメダロットが1体と格闘型のメダロットが2体。

射撃型のメダロットの装甲はあまり高くないのでやっぱりまずはそのメダロットを破壊したいところ。

仲間と戦っていると仲間がガンガン攻撃していくので,防御系のメダロットを使うと楽々かもしれない。



決勝の相手はやはりラスボスのアサドアラーク。

アサドアラークのパーツは頭部が格闘攻撃キャンセラー,左右の腕が射撃ゴーストショット。

アサドアラークは最初からMFゲージがMAX。

腕のゴーストショットはチャージゲージの半分を威力に加算するのでチャージゲージがMAXの100だと脅威。

そしてゲージがMAXの時には全ての攻撃を無効化してしまう。

黒水晶のメダリアをつけることで攻撃にゲージ減少効果をつけられるのでそれは付けておくと楽かもしれない。

僕の場合はロクショウの右手にチャージ吸収の格闘パーツ,左手にコンボ効果のあるソードを装備。

メインの攻撃は右手と左手のコンボ。

左手のソード攻撃でゲージを減らし,右手のチャージ吸収でチャージをググッと減らす。

ダメージ量は少ないけど,そこは仲間のメダロットが攻撃をガンガンしてくれるのでそれ任せ。

味方の攻撃はガンガン回避されるので折を見て頭部パーツで索敵をする。

そんな戦い方で勝つことができた。

仲間のアニスのメダロットの右手が早々に壊れて左手のコンシールばかりやってくれたのも良かったかもしれない。

これで敵のがむしゃらや狙い撃ちを封じることもできる。



なんとか第一戦を勝ち抜くとこのアサドアラーク,もっと戦いたいとかぬかす。

最初の約束ではこちらがロボトルに勝ったら敵の黒いメダルを破壊することになっていたのに。

しかし,全力でもう一度戦ってみたいと言われたなら受けざるをえない。

第二戦目は一人。

仲間がいなければこちらも万全の準備で戦える。

仲間は回復と防御タイプをセレクト。

こちらが守る系統の技を使っていると敵は必殺技のMFを使ってくる。

必殺技さえ使わせてしまえばこちらのもの。

敵のゴーストショットもバリアも恐れるに足らぬ。



第二戦を勝ち抜くとアサドアラークは敗北を認める。

主人公は宿敵のアサドアラークすら受け止めてしまう。

この主人公はもういいやつすぎるわ。

でもそんなに嫌な気分にもならないから不思議だ。

しかし,約束は約束とケリをつけようとしたのはアサドアラーク自身。

もっと戦いたかったと言葉を残し自決する。

するとアサドアラークの黒いオーラが暴走。

なんと第三戦の始まりだ。



第三戦の相手は巨大化した黒いアサドアラーク。

敵はハイパービームやデストロイなどの多彩な射撃攻撃を使ってくる。

僕の主力は格闘系のロクショウと射撃・回復担当のハートメダル,防御・射撃担当のタートルメダル。

なので最後ということもあり,この主力3体で挑む。

敵がデストロイを使ってくるので防御パーツは使えないけど,敵の攻撃は単調だし,攻撃を無効化するバリアもないのでガンガン攻撃をしていれば苦戦することもない。



黒いアサドアラークを倒すと今度こそエンディングだ。

大団円。

ハッピーエンドだ。


最後のストーリーではこれまでパートナーとして苦楽を共にしてきたロクショウが人間を認める。

自分を許す主人公の甘さを理解できないアサドアラーク。

「この甘いという感情こそが,人間という生き物の不思議なところであり…。

素晴らしいところなのだ」


アサドアラークに人間の良さを伝えるロクショウ。

第一話では頑なだったロクショウが人間のことを想うようになる過程がすごく良かった。



そんなメダロット8。

久しぶりのメダロットだったような気がするけど,主人公とパートナーとの出会い。

そしてパートナーとの成長。

王道のいいストーリーだった。

また次回はこのコンビでの続編が見たいな。