ひなた と ミイ と 末っ子 | ももクロ→エビ中→東北産の魅力

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自然体の魅力。
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ひなたが、最近変えたi-phoneケースです。
リトルミイとスティンキーのです。



こちらは、ひなたが、少し前に買ったつくです。
リトルミイのです。

ひなたはリトルミィが好きなんでしょう。
スティンキーもかな?

ひなたとミイには共通点があります。
「末っ子」キャラです。
「小さい」ということもです。


設定上、ミイは「末っ子」ではないですが、キャラ的にはそうです。

ひなたは、「末っ子」キャラを自認していました。
それが、かほりこの新加入とともに、封印せざるをえなくなりました。
お姉さんになったのです。

ひなたは、抑圧された「末っ子」キャラを、グッズで表現しているんじゃないでしょうか?


ミイは、我がままと言われるほど自由奔放に、自己主張します。
皆が、通り一遍に表面をつくろう時、毒舌で現実を突きつけたりします。

物語では一般に「末っ子」は、社会的秩序に限定されない存在です。
長男長女のように、模範的な「良い子」ではなく、やんちゃで、はねっかえりだったりします。
自然体で、それゆえの批判者で、トリックスターです。

「末っ子」は、自由であることで、普通人以上の価値、豊かさを獲得する者です。
シンデレラも「末っ子」でないとダメなのです。

「小さき子」とは、何でしょう。
一般に、「巨人」が感情(無意識の激情)の象徴だとすれば、「小人」はインスピレーションの象徴です。

「小さき子」は、社会の常識の外側から、無意識からやって来るインスピレーションです。


このブログは、メンバーの自然体の魅力をテーマにしています。
以前、「良い子」だということ自体には興味はない、と書きました。

自然体でいると、「良い子」じゃなく、「我がまま」と言われることもあります。
それを覚悟してまで、自然体であることを貫くことに魅力を感じます。


ミイは我がままであることで、トリックスターであり、共同幻想に対する批判者です。
そうあることで、フローレン(ノンノン)よりずっと魅力的なキャラです。

スティンキーもトリックスターですが、はっきりと「悪い子」、「いたずらっ子」であって、秩序の破壊者です。
それでも、ある種の魅力を持ちます。


ひなたは、以前はツインテールでしたが、跳ねの大きなツインテールは、はねっかえりでじゃじゃ馬な子の象徴です。

それは、模範的な「良い子」とは違う想像力を持つキャラクターとして、トリックスター的な「末っ子」と似ています。


ひなたは、ありえないような、素のままの天真爛漫さで、予定調和をかき回す存在でした。

ツインテールをやめたことと、年下のかほりこが加入したことは、ひなたを普通の大人にする危険性を秘めていました。

でも、表に出せなくなった「末っ子」キャラを、グッズとして身に着けることで、それを失わないようにしているように感じます。

結果的に、真面目な3人が転校し、押さえがなくなった新生エビ中の中で、ひなたはお姉さん役を演じることなく、かほりこと、わちゃわちゃ、かき回しながら、生き生きしています。



* いたずらっ子の目をしたひなたは、末っ子トリオのボスになった?