僕がゲームをするのはだいたい朝早い時間帯だ。

夜帰ってきてからも少しだけ休息というか,余暇の時間があるんだけど,そこではあまりゲームはしない。

夜はブログを書いたり,他の人のブログを読んだりする時間。

録画してたテレビを見たり,動画を見たり。

本を読んだり,ギターを弾いたり,ゲームをするのは朝。

と,言うのも朝の活動の方はもし夜に始めてしまうと止まらなくなっちゃうからだ。

ギターは夜弾くと近所迷惑だというのもあるけど。

なのでこうやってゲームをやっている時期というのは必然的にギターの練習はさぼりがち。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
メダロット8 クワガタver.プレイ日記
※システム等ネタバレ・ストーリーネタバレあり


(1)
(2)
★★★★★★★★★★

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順調に第3章までやってきました。

今回の舞台は高齢化社会の進んだ山の町「クロックタウン」。

またしても住民のために奮闘する主人公たち。

この第3章も熱い。

今回は主人公たちの成長というより,事件の中心人物であるジンジャーというじいさんの成長が描かれていた。

そう,成長するのは子供だけではないのだ。

良いストーリーはおっさん,おじいさんだってがんばっちゃうのだ。


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※ここからストーリー・攻略のネタバレあります。

さて。

第3章ではローレル先生は無事に退院しているわけだが,相変わらず実働部隊は主人公たちである。

今回の予告状は時間まで指定されている。

『今夜21時15分,ピラミッドから紡錘へと姿変えし街にて,永久の時をいただく』

あまり出番のないローレル先生もここは一つ活躍しておきたい。

ピラミッドから紡錘というヒントから高齢化の進んでいるクロックタウンが狙われていると見抜く。

さすが先生。

かなり安楽椅子探偵っぷりが板についてきた。



主人公一行がクロックタウンに向かうとなんだか街に活気がある。

いや,活気がない方が困るんだけども。

どうやら老人たちが活気づいているのは「エターナルシステム」という永久機関が開発されたというからだ。

そのシステムを使って町おこしをしようと考えているらしい。

そんなばかな。

もし永久機関なんてできたら町おこしなんてレベルじゃない世紀の大発見だ。

そりゃもうノーベル賞だって間違いなしだろう。



どうやら怪盗ジルが狙っているのはそのシステムらしいということだ。

そりゃもうものすごい価値ですからね。

そのシステムを盗んで自分が発表すればもう怪盗なんて生業にしなくていいレベル。

論文盗用なんてレベルのお話じゃないけれども。



とりあえずターゲットがわかればこっちのものということで。

その開発者のジンジャーというじいさんに会いに行く。

じいさんは町のシンボルである時計塔に引きこもっているらしい。



この時計塔のからくりは一見難しそうに見えるんだけど,焦ってはいけない。

一つ一つスイッチを切り替えていけば進めるようになっている。

道中に宝箱が2個あるけど,それらはいずれも上の階に行けるようになってから戻ってくるようにして取ることになる。

一度見逃して上の階へ進もう。



最上階でジンジャーに会うと前評判通りに気難しい。

どうしてこう物語の発明家は気難しいのだろうか。

あ,でも現実の大学教授とかも気難しい人たくさんいるから,むしろ現実的なのかも。

気難しいじいさんに認めてもらうため,新たな課題をクリアする。

※課題をクリアできたのもひとえに情報やのチコリという女の子のおかげだ。



すると,ここでジンジャーとジンジャーのメダロット「エレミー」から爆弾発言が飛び出す。

実はエターナルシステムは嘘でしたというもの。

動力がないのに動いている時計塔の謎が解明できていないのに,それを永久機関の発明と発表してしまったらしい。

ねつ造だった。

世紀の大発見はねつ造だったんだ。

誰とは言わないけど,今年一躍時の人となってしまったあの人を思い出してしまう。

ジンジャーは町の人をだましている良心の呵責に耐えられないようだ。

そりゃ完全に自業自得だよ,じいさん。

そんなじいさんに対して主人公は嘘を嘘だと発表することを迫る。

嘘からは本当の希望は生まれない。

真実を追い求めるその姿はまるで特命係か。



嘘を嘘だと告白するジンジャー。

ざわつく町の人。

そりゃ永久機関を使って町おこしをしようと思っていた連中だからね。

ところが彼らは楽天的だった。

その謎の時計塔を使って町おこしをしようと考える。

転んでもただではおきない老人ズだ。



しかしそれも怪盗ジルに謎を盗まれてしまっては仕方ない。

そこでジルを捕まえるべく塔で待ち伏せをしていた主人公たち。

ところがそこに現れたのはロボロボ団。

彼らはたいして強くないので割愛。



ちゃんと本命のジルとその協力者カイエンが登場する。

このカイエンもじじい。

この第3章はじじい成分が多めだ。

じじい好きにバカ受け必至の第3章。

カイエンの特技は読心術らしい。

心眼か。

宇水
画像の出典:和月伸宏 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」集英社


読心術に為す術もなくやられる主人公一行。

怪盗ジルはまんまと時計塔の心臓部に入り込み,ゼンマイを盗み出す。

すると時計は止まってしまう。

こりゃまずいと追いかけて対峙するも再びカイエンが立ちはだかる。

セージくんが「俺にいい考えがある」とか言い出すから不安でしょうがない。

今度は普通のバトルだ。

が,強い。

何が強いって相手にトラップ使いがいることだ。

うっかりチームロボトルにして,ロクショウを出してしまうと大変。

みんな格闘トラップにはまってさぁ大変。

まずはトラップ使いを無視して,リーダーの歯車メダロットを攻撃だ。

リーダーの両腕を壊せばもう安心。

おそらくもう相手からの攻撃はない。

ただし,敵の3体目のマタドールメダロットも厄介。

やつは完全ガードを使ってこちらの攻撃を無効化してくる。

ステルスを使うか,ガードが解けた時を見計らってダメージを与えていこう。

リーダーの両腕を壊せたとしてもトラップがあると思うように攻撃ができない。

ところが,セージくんのメダロットはエネルギーを十分にためると必殺技を使って全体を攻撃してくれる。

それ自体はあまり強くないんだけど,なんせトラップを無視してくれるので,確実にダメージを与えることができるのが魅力だ。

僕は結局,こちらも攻撃の手がなくなって3,4回ほど彼に必殺技を使ってもらって倒すことになった。

なかなかの強敵であった。

ちなみにセージくんの作戦は「自分は特に何も考えていない」というだけ。

夢詰め込める系男子,セージくん。



カイエンを倒すとジルは律儀にゼンマイを返してくれる。

ところがゼンマイを戻しても時計はもう動かない。

今度こそ町おこしの目玉を失った町の人の怒りはジンジャーに向く。

自業自得とは言え,ジンジャーを悪者扱いして怒りを向ける町の人の醜さよ。



怪盗ジルの目的はわからない。

結果的に後味の悪い事件となってしまった。

1章,2章と最後にはみんなが笑顔になったけど,いつもそんなにうまくいくわけではないね。

何が可笑しい!
画像の出典:和月伸宏 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」集英社

次回こそは皆が笑顔になれるのだろうか。

第4章も楽しみだ。



(続く)